青天の霹靂

たとえれば
カラッポだった瓶に
たっぷりと蜜を溜め込んだような感じだ
光に透かして
ゆらり ゆらり
滑らかに
ゆらり
鈍くゆれる金色

僕はもうお腹いっぱいなんだ
嘘みたいに笑うのにも疲れたんだ
ただ一定速度でブランコを漕いでるんだ
あともうちょっとで宙を飛べるなんて少しも思わずに

僕はいつのあいだに落としてしまったかなあ
気付いたら何度目か出逢って
だいぶ靴の裏が磨り減ってしまった

ねえ、どうだろうか
僕はもっと完璧に笑えているのかな

ねえ、それは
とても奇妙な空間なんだよ
きっと誰にもわからないんだ
鼻をくすぐって胸を刺して息が止まる
羨望のひとときに溢れる幽光
瞼を閉じて息を吸う数秒
じんわりと痺れていく神経
鈍色の空気を割く轟音
目隠しなんて要らないよ
ありがとうも さようならも
ごめんなさいも要らないよ

僕の 生きるための 言い訳すべ
[PR]
by haccax | 2006-11-15 19:07


<< 置手紙 BAD SAD MAD >>