silly lovely timely

指を伸ばす
その先
誰かの手が見える
一呼吸おいて
左右つかず立ち往生している
僕はそこで立ち止まるんだ
夢見るハッピーエンド

バイバイもアイタイも

おぼろげな視界
その先
誰かの眼が撫でる
一歩引いて
空と壁を交互に嘗め回している
僕はそこで瞼を閉じるんだ
夢見たバッドエンド

売買も相対も

それで満足かい?
嗤い声がする
僕は一瞥して
手をとって歩く

そうやって毎日死んでは
生まれているんだろう

きっとこの線を越えたら
越えてしまったら
僕は、もう
今も、もう

黄色い線の 内側へ
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by haccax | 2006-11-09 19:08 | 飴玉(短編)


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